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2022.6.10

デュエマで今どんなデッキが強いのか解説!アドバンスフォーマットの環境分析&入賞デッキレシピ紹介 Vol.38 | らふぁにぃのデュエマ情報局!

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デュエマで今どんなデッキが強いのか解説!アドバンスフォーマットの環境分析&入賞デッキレシピ紹介 Vol.38 | らふぁにぃのデュエマ情報局!

はじめに


まいど! 私、リモートデュエマの公認CS「VDuelCS」を開催している『らふぁにぃ』と申します!


こちらのレポートではVDuelCSにおける結果・考察をまとめていきます!

よろしければ少しの間お付き合いください!


この記事は第193回VDuelCS~アドバンス~大会の環境解説記事です。


本大会は【アドバンス構築戦】という【発売されているすべてのカード】で戦うレギュレーションでのイベントとなります。

目次

今週話題となったデッキ


今週話題となったデッキをおさらいしていきたいと思います。


※現環境をご存じの方は【大会結果・母数結果】まで飛ばしていただいて構いません。

※あくまで私個人の見解ですのでご了承ください!



【今週話題となったデッキ】

全てを破壊するムーブは計算のうち!?

攻守揃った新たな革命児!

【赤単旅路G3】


豊富なS・トリガーとそのワンショット能力はまさに危険そのもの!

相手のS・トリガーを物ともしないその姿に魅入られたプレイヤーが急増中!



組みやすさ★★★★☆

プレイ難度★★★★☆

構築自由度★★★★★


現在、オリジナル・アドバンス両レギュレーションにおいて

活躍を魅せている【赤単旅路G3】というデッキタイプ。


先月の第14回VDuelFESにてその脚光を浴びました。

↓大会の様子は当チャンネルにてご確認ください↓

https://www.youtube.com/channel/UC-V05ihNxeHC9IWfsqk1iOQ


仕組みは至って簡単!

【スピードアタッカー】持ちの【ジョーカーズ】から《ジョギラゴン&ジョニー ~Jの旅路~》へと革命チェンジ。


その能力により他の【ジョーカーズ】の出た時能力を使用し

相手のシールドと自分のシールドを全てブレイクした上でダイレクトアタックまで叩き込む。

その姿はまさに【デンヂャラス】


↓キーカードはこちら↓

《ジョギラゴン&ジョニー ~Jの旅路~》

その旅路は続くよどこまでも。再び環境入りへ!

文明:ゼロ
パワー:10000
コスト:8
種族:ジョーカーズ・ドラゴン

■革命チェンジ:コスト5以上のジョーカーズ(自分のコスト5以上のジョーカーズが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい)
■W・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、カードを1枚引き、その後、自分の手札を1枚捨てる。こうして捨てたカードがジョーカーズなら、そのカードの「このクリーチャーが出た時」で始まる能力を1つ使ってもよい。
■相手は、自身のターンに1枚しか呪文を唱えられない。
《めっちゃ!デンヂャラスG3》【クリーチャー面】

お互いのシールドをすべてブレイク!
相手のクリーチャーの能力を全て無視!
これぞまさにジョーカー!

【ツインパクトカード】
文明:ゼロ
パワー:21300
コスト:10
種族:ジョーカーズ

■G・ブレイカー(このクリーチャーは、相手のシールドをすべてブレイクし、その攻撃の後、自分のシールドをすべてブレイクする)
■このクリーチャーが出た時、「シールドいらねえー!」と言ってもよい。そうしたら、そのターン、自分のクリーチャー3体に「G・ブレイカー」を与える。

《ケッシング・ゼロ》【呪文面】
文明:ゼロ
コスト:5

 ■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■「気に入らねぇやつは消す」と言ってもよい。そうしたら、このターン、相手のクリーチャーの能力すべてを無視する。

↓サンプルリストや解説は別のライターさんが執筆しております!↓

是非ご覧ください!

【デッキ紹介】Vol.16「火単【旅路G3】」 | yk800のWeekly Pick Up Deck!!

いかがでしたでしょうか?

突如として現れた新たなデッキタイプ。


果たして、今回のイベントではどのような結果になったのでしょうか!


それでは大会結果・母数を見ていきます。


大会結果・母数詳細

【大会結果】

~第193回VDuelCS アドバンス構築戦~

『キング・キング・エボリューション』


35名で開催されたVDuelCS。

現在、王来MAX編ということで「王」つまりキングが主体となっています。

「キング」が次々と進化を迎える中、十王がその活躍を魅せています。

今回活躍したキングとは。意外なカードが活躍しました。その様子を見ていきましょう。



↓大会の様子はこちらから↓




【4cドラグナー】が最大母数に。

次点で【5cコントロール】【火単我我我】となりました。





以下が上位者のリストになります。【敬称略】

     

優勝:ガイアッシュ覇道Revo/シギン


準優勝:火単我我我/@イカ


3位:巨大天門/ゼロ撲takomin


4位:5cモルト/貴方のための物語


それでは、もう一度今回の母数を確認してみましょう。



【母数詳細】

~特筆点~

【4cドラグナー】母数が1位

・【5cモルト】の増加が気になっていましたが【赤単旅路G3】の登場も気になります。





以上が【大会結果・母数詳細】になります。

注目デッキ・インタビュー

今回は優勝者の方にインタビューさせていただきました!

『シギン』選手

大会の感想や使用デッキ、考え方を伺います!



Q:今大会で使用したデッキ名とこだわった点をお聞かせください。

→デッキ名: ガイアッシュ覇道Revo



戦績:優勝≪35人規模≫】
【予選:4勝1敗 予選5位通過】
1回戦:4cドラグナー          【敗北】

2回戦:4cデリート              【勝利】

3回戦:火単我我我              【勝利】

4回戦:4cドラグナー          【勝利】

5回戦:火単我我我         【勝利】


【決勝トーナメント】
1回戦:光闇クリスティ           【勝利】

準決勝:5cモルト              【勝利】
決勝戦:火単我我我              【勝利】


結果:優勝


メインデッキ

4

4

3

4

4

4

4

2

2

4

3

1

2

1

1

1

1

超次元ゾーン

1

1

1

1

1

1

1

1

Q:大会に参加してみていかがでしたか?


普段あんまりアドバンスを触らないこともあって、プレイングにミスもありましたが、諸々運が良かったです。


Q:使用理由をお聞かせください。


アドバンスなら《勝熱百覇 モモキングReVo》の刺さりが良いのではと思っての採用。

【4cドラグナー】と【4cガイアッシュ】両方試して、よりマナが溜まりやすい【ガイアッシュ覇道】の方に。


純粋に《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》で溜めてからextraターン、溜まったクリーチャーで殴れて【キリフダッシュ】しやすいのもあり、相性は中々良かったです。


あとは、初動だと腐りがちな革命チェンジ先をマナに置けるので、ゲームメイクしやすかったこともあります。


Q:このデッキの動き方・こだわった点をお聞かせください。


【序盤】

マナを溜めることに専念します。


【中盤】 

《インフェル星樹》《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》でアドバンテージを稼ぎながら

対戦相手のデッキによって

《流星のガイアッシュ・カイザー》《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》のパッケージで詰めるか

《勝熱百覇 モモキングReVo》と革命チェンジのギミックで詰めるかを見極めます。


【終盤】

できれば《流星のガイアッシュ・カイザー》が場にいる状態で

《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》を4コストで出せるようにしておき

残りの8マナでキリフダッシュできる12マナでフィニッシュを狙っていきます。


【こだわった点】

革命チェンジ先がいないと成立しないコンボでもあり

《時の法皇 ミラダンテⅫ》《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ》などが《勝熱百覇 モモキングReVo》から革命チェンジ出来ないので

《蒼き守護神 ドギラゴン閃》などを採用し、《13番目の計画》も採用することで他の枠を圧迫しないようにした。


Q:デッキ作成の上で意識した対面や気を付けた点などはありますか?
意識した対面:

【4cドラグナー】系統。

とはいえ、明確にメタる構築だとこっちの出力が落ちるので、動き出したもん勝ちで考えてました。

気を付けた点:

明確にプレイングで気をつけた点は

《時の法皇 ミラダンテⅫ》を絡めるようにプレイしていたことくらいで、格別このデッキだから気を付けていなかったです。

反省点は、水マナ不足。めちゃくちゃ受けがいい訳でもないので、《メヂカラ・コバルト・カイザー》辺りはアリかなと思いました。


Q:各カードの採用理由をお聞かせください。

《勝熱百覇 モモキングReVo》

十王からの新たなる刺客。まさに切り札。キリフダッシュの王!

文明:火・自然
パワー:11000
コスト:7
種族:ヒーロー・ドラゴン/ジョーカーズ/チーム切札

■キリフダッシュ [8](自分のクリーチャーの攻撃の終わりに、そのクリーチャーがその攻撃中にシールドをブレイクしていれば、このクリーチャーを [8]支払って召喚してもよい)
■スピードアタッカー 
■W・ブレイカー
■自分の手札にあるチーム切札すべてに「キリフダッシュ」を与える。
■キリフダReVo:このクリーチャーが「キリフダッシュ」能力によってバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から2枚をマナゾーンに置き、自分のマナゾーンから3枚まで手札に戻し、その後、自分のマナゾーンのカードをすべてアンタップする。

~採用理由~
【ガイアッシュ覇道】とは違うもう一つの攻め択としての採用。
正直、【4cドラグナー】で同じことしても、受けが効きづらい攻めとして優秀。
ただ、あちらが5マナから動き出してゲームを作っていく性質上、《勝熱百覇 モモキングReVo》がノイズになりやすく、8マナ域が遅く感じたので、今回は覇道で試してみることにしました。
《蒼き守護神 ドギラゴン閃》

そのギミックまさに革命的。十王編で話題になったあのコンボが再び。

文明:光・火
パワー:13000
コスト:8
種族:メガ・コマンド・ドラゴン/革命軍/ハムカツ団

■革命チェンジ:光または火のコスト5以上のドラゴン
■ブロッカー
■T・ブレイカー
■自分のターンの終わりに、自分の多色クリーチャーをすべてアンタップする。
■ファイナル革命:このクリーチャーが「革命チェンジ」によって出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、自分の山札の上から4枚を表向きにする。その中から進化ではない多色クリーチャーを、コストの合計が6以下になるように好きな数選び、出す。残りを好きな順序で山札の下に置く。

~採用理由~
純粋に革命チェンジ先として、バリエーションを持たせたかったので。
《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》《流星のガイアッシュ・カイザー》など、出せる元となるクリーチャーが多いこと。
仮に【Revo+革命チェンジ】プランで押し切れなくても、アンタップさせて、的を減らせるので採用。
《勝利宣言 鬼丸「覇」》

文明:火
パワー:9000
コスト:10
種族:ヒューマノイド/レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター/エイリアン

■スピードアタッカー
■パワーアタッカー+5000
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが攻撃する時、相手とガチンコ・ジャッジする。自分が勝ったら、このターンの後に自分のターンを追加する。(ガチンコ・ジャッジ:各プレイヤーは自身の山札の上から1枚目を見せ、それを下に置く。そのカードのコストが相手以上なら、自分の勝ちとする)

~採用理由~
ロマン!!!!!
一応、ガイアッシュで軽減も効くので・・・・

シギン選手!

インタビューにお答えいただきありがとうございました!


【ガイアッシュ覇道】の新たなる強みが分かるインタビューでした!


改めて優勝おめでとうございます!!

今後のVDuelCS~アドバンス~環境考察

ここまでお付き合いいただきありがとうございます。

最後に【まとめ】として今後のアドバンス環境を考察していきますので、もう少しだけお付き合いいただけると嬉しいです。

※なるべく初心者の方にも分かりやすくお伝えしていきますが

考察ということでCSによく参加されている方向けにお話しするため

多少専門用語が出てきます。ご了承ください。


ここまでご覧いただきましたが、それらの内容を踏まえると


【封印】を意識する。

このポイントが重要になりそうです。


今話題となっている【4cドラグナー】【キメラ覇道】【ガイアッシュ覇道】には

《インフェル星樹》《伝説の禁断 ドキンダムX》が採用されています。


となるとダイレクトアタック以外の勝ち道も生まれるというもの。

かつて【火単我我我】にも採用されていた《伝説の禁断 ドキンダムX》


それはとあるカードの対策として入っていました。

がしかし世はドラグナー時代。

今は逆にそのカードが役に立つのかもしれません。

それではその封印を解き放ち、勝利へと誘うカードを見てみましょう。


↓参考カードはこちら↓

《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》

対クラッシュ覇道において光る一枚。
さらには相手の攻撃に合わせてドキンダムを除去できる最高の1枚。

文明:自然
パワー:9000
コスト:8
種族:ジュラシック・コマンド・ドラゴン

■多色マナ武装 5:このカードが自分の手札にあり、自分のマナゾーンにカードが5枚以上あってすべての文明が揃っていれば、このクリーチャーに「スーパーS・バック」を与える。(カードを自分のシールドゾーンから手札に加える時、そのカードを捨ててもよい。そうしたら、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚する)
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。
■相手のドラグハートは龍解できない。
《テック団の波壊Go!》

文明:水・闇
コスト:7
 
■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■次のうちいずれか1つを選ぶ。
 ▶︎バトルゾーンにある相手のコスト5以下のカードをすべて、持ち主の手札に戻す。
 ▶︎相手のコスト6以上のクリーチャーを1体破壊する

なぜ【5cコントロール】が再び増えたのか。


前回もお話した《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》対策として

採用していた《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》


5cコントロールに更なる【ドラグナー】・【ガイアッシュ覇道】対策として

《テック団の波壊Go!》が採用され始めています。それはなぜか。


上記のデッキには《伝説の禁断 ドキンダムX》が採用されており

《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》をさらに生かすため

封印を開放させる手段として《テック団の波壊Go!》に白羽の矢が立ちました。


もちろん《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ》を絡めて攻撃してくるため

トリガーとして生かすことは難しいかもしれませんが

《龍風混成 ザーディクリカ》から《ロスト・Re:ソウル》を唱えるより

《テック団の波壊Go!》を唱えられる方がはるかにドラグナー系統のデッキタイプは苦しい思いをさせられます。


以前アドバンスなどの構築戦がなかった殿堂レギュレーション時代に流行った【アナカラーシャコガイル】というデッキタイプ。

もう一度構築を見直してみると、今のアドバンス環境に一矢報いることができるかもしれません。

【最後に】

いかがでしたしょうか?


今月いよいよ新弾発売を迎えますが

アドバンス環境では少しずつ進化を遂げ続けています。

オリジナルから派生した新デッキが活躍していくのでしょうか。


また【赤単旅路G3】はどこまで進化できるのか。

その経過も非常に楽しみです。


もしよければ感想を #VDCS のハッシュタグでツイートしていただけると非常に嬉しいです!


もしこのコラムがよかったと感じていただけたら、SNS等で拡散していただけると幸いです。

今後も【VDuelCS~協賛:ドラゴンスター~】何卒宜しくお願い致します。


以上、らふぁにぃでした!

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このコラムのライター

らふぁにぃ

らふぁにぃ