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2022.4.21

【第12章】スランプを吹き飛ばせ | プラズマの未開地探求録

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【第12章】スランプを吹き飛ばせ | プラズマの未開地探求録

大絶賛スランプ期

目次

苦難

さっそくだが、皆さんはスランプを経験したことはあるだろうか。


部活だったり遊びだったり、何かに取り組んでいた人なら大抵の人が経験するもの。それがスランプだ。

順調に進んでいたものが突然うまくいかなくなり、それどころか、前よりも成果が挙がらない日々が続く状態。


こうなると、人は焦りや不安に駆られるものだ。


そんな私も、ここ一か月ほどスランプに陥っていた。

時々、うまくデッキの案が浮かばない、浮かんでもデッキにならない時期というものが訪れる。

それが再び現れたのだ。


スランプは何度も経験しているが、デッキを作ることを生きがいとしている身としては、これは辛い状況だ。


こういう時は無理にアイデアを絞り出そうとせず、環境に現れたデッキを組んでみたり、違うフォーマットに触れてみたりすることで、頭をリフレッシュすることが効果的だ。

普段とは違う物事に触れることで、違う角度から物事を見ることができるようになり、結果的にスランプを脱するヒントを得られるのだ。


さて、そんなスランプの最中に発売されたのが、新たな2種類のスタートデッキ”ジョーのS-MAX進化””アバクの鬼レクスターズ”である。


新たなカードタイプであるタマシードを搭載したこれらのデッキから【赤緑アポロヌス】という新たなデッキを環境へと輩出している。


このままスランプ期が続いてしまえば、この新たな波に乗り遅れる事になる。それだけは、何とか避けたいところ。


そんな焦りの中で閃いた案は、赤緑アポロヌスの余り、つまり光闇のカードでタマシードを上手く使うデッキだった。

何一つデッキの案こそ出てないものの、まずはコンセプトを見つけることで足掛かりにしたかった。


ひとまずは、収録されている光・闇のカードプールへと目を向けることにした。

可能性を探して

収録されている光・闇のタマシードを全て解説すると長くなるため、注目したカードのみ考察していこう。




《ジェニーの黒像》


たった2マナで手札破壊が出来るタマシード。

デスパペットの種族を持つため、《人形の裏技ペット・パペット》とも抜群の相性を誇るカードである。


タマシードという点を考えるなら、手札破壊が出来る2コストの進化元という事になり、非常に優秀なカードだ。


このカードから《奇術王エンドレス・パペット》へ進化させる手札破壊デッキというものを考えた。

しかし、この手のカードを軸にした際に障壁となる「フィニッシャーの不在」が課題となる。


結果的に、この案はデッキという形にまで至らなかった。

とはいえ、この《ジェニーの黒像》が優秀であることは間違いないので、また別の機会に見返すことになるだろう。




《ヴィオラの黒像》


もはや、語るまでもなく優秀なカードである。

呪文でもクリーチャーでもないため、環境に居るトリガー封じの類をほとんど貫通することが出来る。


そのうえ、破壊した相手のクリーチャーよりコストが小さいクリーチャーを墓地から釣り上げることまで可能である。


これにより、《竜魔神王バルカディア・NEX》擁する墓地退化に対して、強烈なカウンターを決められる。


タマシードを軸とするデッキで、闇が入るのであれば、必須のカードとなるだろう。




《スロットンの心絵》


シールド・トリガーを持ちながら、出た時効果で2つのモードも持つタマシード。

その中でも、コスト7以下の光の進化クリーチャーを踏み倒せる能力は、将来性を感じさせるに十分である。


真っ先に思いつく進化先は、《アルカディアス・モモキング》だ。


とはいえ、これは《王来英雄モモキングRX》にも出来る芸当である。

自然文明が必要ないというメリットはあるが、逆を言えば自然文明を入れれば必要性が低いということになる。


何か良い進化先がないかを考えたが、良い案は浮かんでこなかった。


面白い進化先としては、《ミラクル・ミラダンテ》だろうか。

シールド・トリガーとして使った際も、強烈なカウンターが可能となる。覚えておいて損のない候補先だろう。




《シラズ死鬼の封》


このカードのテキストをじっくりと眺めていて、ふと思った事があった。


コストの合計が4以下になるように、墓地からバトルゾーンに出す。

要するに、最大4体、あるいはそれ以上のクリーチャーを展開することが可能になっているのだ。


まずは、ここに目をつけてデッキを考えてみた。

しかし、良い案は浮かばなかった。


コストの合計が4以下で、一気にコンボとして成立するコンボなど、ほぼ皆無だったのだ。


いや、もしかしたら、見落としているだけなのかもしれない。

だが、それを見つけ出すには、スランプに陥っている状況では困難を極めた。

宇宙からの天啓

何か良い案がないものだろうか。

それを探して、インターネットという情報の海へと飛び込んだ。


しかし、新しいカードを使ったデッキといえば、話題の【赤緑アポロヌス】ばかりであった。


一部、既存のデッキに《ヴィオラの黒像》を採用したリストこそあれど、新しいアーキタイプを他にも輩出している様子は見当たらない。


ヒントを求めて彷徨い泳いだ果てに、何の収穫も得ることなかったのであった。




しかし、そんな時こそ灯台下暗しというもので、意識していなかった身近な場所から、天啓が訪れるものだ。


デュエマで今どんなデッキが強いのか解説!オリジナルフォーマットの環境分析&入賞デッキレシピ紹介 Vol.30 | らふぁにぃのデュエマ情報局!


同じくドラゴンスター様にてコラムを執筆している、らふぁにぃ氏のコラムだ。

この記事を最後まで読んで、私は稲妻に打たれたかのような衝撃を受けた。




・・・ん?



デイガユニバース!

このデッキ名を見た瞬間、頭の中で散らばっていた点と点が線で結ばれた。


なんと天才的な発想だろうか。要するに、

これで

これを

こうして

こうじゃ

なんという事だ。

世の中には、とんでもない事を考えるプレイヤーが居たものだ。私も、いつまでもスランプに陥っている場合ではない。


とてつもない発想が降ってきたところで、もはや勢いだけでデッキは組みあがってしまった。

デッキリストと動かし方

というわけで完成したリストが、こちらである。

4

4

3

2

4

2

4

2

4

4

4

3

やることは簡単。


《神滅翔天ポッポ・ジュヴィラ》を出して、《究極銀河ユニバース》を叩き込む。以上!


新顔として登場した《「楯騎士」<アブソリュート.Star>》がフェニックスであるため、条件達成に非常に貢献してくれるカードとなっている。


墓地に《ポッポ・ジュヴィラ》が落ちても、《シラズ死鬼の封》や、お馴染み《絶望と反魂と滅殺の決断》で釣り上げて、相手に圧をかけることも可能となっている。


いざとなったら、《ダイナボルト<エタフェニ.Star>》でビートしていくプランもお忘れなく。

ところで

勢いでデッキを完成させてしまったのだが、そういえば元々のデイガユニバースがどんなデッキなのか、全く見ていないことに気が付いた。


実際回してみた感じ、良くもなく悪くもない感じであったが、果たして、デイガユニバースとは、どういうデッキなのだろうか。


今更になって気になった私は、コラムのリンクに貼られていた動画を確認することにした。




・・・





・・・・・・







思ってたんと違う!!!!!!



おわり

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このコラムのライター

プラズマ

プラズマ