はじめに
まいど! 私、リモートデュエマの公認CS「VDuelCS」を開催している『らふぁにぃ』と申します!
こちらのレポートではVDuelCSにおける結果・考察をまとめていきます!
よろしければ少しの間お付き合いください!
この記事は第168回VDuelCSオリジナル大会の環境解説記事です。
本大会は【オリジナル構築戦】という以下のルールで戦うレギュレーションでのイベントとなります。
*40枚デッキだけで遊びます。
*外部ゾーン(超次元ゾーン、超GRゾーン)は使いません。
*ゲーム開始時から存在するカード(ドキンダム、ドルマゲドン、零龍)は使いません。
※殿堂カード(殿堂、プレミアム殿堂、プレミアム殿堂超次元コンビ)の制約は受けます。
今週話題となったデッキ
今週は話題となったデッキをおさらいしていきたいと思います。
※現環境をご存じの方は【大会結果・母数結果】まで飛ばしていただいて構いません。
※あくまで私個人の見解ですのでご了承ください!
【今週話題となったデッキ】
【5cヴォルゼオス】
理由:豊富な受け札と制圧力が魅力!
【火単我我我】や【JO退化】などのビートダウンデッキに対して
豊富な受け札と受けきった後の《Volzeos-Balamord》による制圧力が非常に強力なデッキとなっています。
以前にも【5cヴァラモルド】として環境に現れたデッキですが、以前とどう違うのか。
簡単に解説していきたいと思います。
↓サンプルリストはこちら↓
【S・トリガー】と【G・ストライク】を合わせると受け札がなんと20枚以上!!
デッキの半分が受け札になっており、難攻不落のデッキとなります。
以前との違いはやはり《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》の存在でしょう。
このカードの採用により制圧力が飛躍的に上昇しました。
ではなぜ《切札勝太&カツキング》によって、制圧力が上昇したのか。
それは革命チェンジできるカード達の採用にあります。
《百族の長プチョヘンザ》
なんといっても今の環境、このカード1枚で制圧できちゃうんです!
盤面除去からタップインによる制圧まで。
《カツキング》の最高の相棒となっています。
【効果】
革命チェンジ:光または自然のコスト5以上のドラゴン
T・ブレイカー
自分のマナゾーンにあるカードの枚数よりコストが小さい相手のクリーチャーは、バトルゾーンにタップして置く。
ファイナル革命:このクリーチャーが「革命チェンジ」によってバトルゾーンに出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、このクリーチャーよりパワーが小さいクリーチャーをすべて持ち主のマナゾーンに置く。
《時の法皇ミラダンテXII》
詰める時は必ずこのカードから!
現在母数が非常に多い【墓地退化】に採用されている
《終末の時計 ザ・クロック》《戯具 ヴァイモデル》などの
クリーチャートリガーを封殺することができる屈指の切り札。
【効果】
革命チェンジ:光または水のコスト5以上のドラゴン
T・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、光のコスト5以下の呪文を1枚、コストを支払わずに自分の手札から唱えてもよい。そうしなければ、カードを1枚引く。
ファイナル革命:このクリーチャーが「革命チェンジ」によって出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、次の相手のターンの終わりまで、相手はコスト7以下のクリーチャーを召喚できない。
これら3枚が《カツキング》と合わさることで
《Volzeos-Balamord》への潤滑油へとなり
最高の切り札へとバトンを渡してくれます。
果たしてそんな【5cヴァラモルド】はどのような活躍を魅せてくれるのでしょうか。
それでは大会結果・母数を見ていきます。
大会結果・母数詳細
【大会結果】
~第161回VDuelCS オリジナル構築戦~
『さまざまな色
いろいろな形
それぞれの意味』
50名で開催されたVDuelCS。
タイトルの『色・形・意味』とは?
また今回は噂のデッキタイプが続々参戦!
それでは早速大会結果を確認してみましょう。
↓大会の様子はこちらから↓
【5cコントロール】が最大母数に。
次点で【アナカラー墓地退化】となりました。
【JO退化】の母数が減少しています。
以下が上位者のリストになります。【敬称略】
優勝:4c天門ディスペクター/てのりん
準優勝:5cヴォルゼオス/ツミカケ
3位:トリーヴァギャラクシールド/偽りの月を盗む吉蔵
4位:アナカラー墓地退化/myau
それでは、もう一度今回の母数を確認してみましょう。
【母数詳細】
~特筆点~
・【5cコントロール】の母数が1位。
・【デフォーマーロック】【シータキリコ】と話題のデッキが登場。
・【火単我我我】や【JO退化】が少なくなってきており、コントロール環境へとなりつつあります。
以上が【大会結果・母数詳細】になります。
【注目デッキ・インタビュー】はお休みになります。
VDuelCSでよくある質問集
今後のVDuelCS~オリジナル~環境考察
ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
最後に【まとめ】として今後のオリジナル環境を考察していきますので、もう少しだけお付き合いいただけると嬉しいです。
※なるべく初心者の方にも分かりやすくお伝えしていきますが
考察ということでCSによく参加されている方向けにお話しするため
多少専門用語が出てきます。ご了承ください。
ここまでご覧いただきましたが、それらの内容を踏まえると
【G・ストライク】を意識する。
このポイントが重要になりそうです。
理由としては、【5cコントロール】が入賞を重ねており、内訳として【5cヴォルゼオス】が増えつつあります。
採用されている【G・ストライク】の数が非常に多いため
【アンタッチャブル】つまり選ばれない効果を持っているクリーチャーが非常におすすめとなります。
もしくは選ばれたとしても【選ばれた時】の効果を持っているクリーチャーもおすすめです。
【JO退化】の《禁断のモモキングダム》が良い例となります。
では他にはどのようなクリーチャーがいるのか。そのクリーチャーを挙げてみます。
《Disノメノン》
【ジャストダイバー】持ちは今の環境におすすめ!?
以前【シータノヴァ】で活躍していたこのカード。
他にも《仙祖電融 テラスネスク》なども挙げられます。
ひょっとすると【シータノヴァ】の復権もあるのかも・・・?
【効果】
スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)
マッハファイター(このクリーチャーは、出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる)
ジャストダイバー(このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーは相手に選ばれず、攻撃されない)
このクリーチャーがバトルに勝った時、自分の山札の上から1枚目を見て、手札に加えるかマナゾーンに置く。
《神聖龍エモーショナルハードコア》
【巨大天門】で活躍中!
条件下によって選ばれないだけでなく
クリーチャーの効果を無効化するのも非常に強力!!
【巨大天門】だけでなく7軸ガチロボにも採用されることもあるこのカード。
実は忘れがちなのですが『自分の場に他のオラクルがあれば、このクリーチャーは選ばれない。』という能力を持ちます。
つまり、もう一体いれば完全に選ばれなくなるため、巨大天門の刺さりがよくなるかもしれません。
【効果】
ブロッカー
W・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》以外のクリーチャーの名前を1つ選ぶ。
選んだ名前を持つクリーチャーの能力をすべて無視する。
相手がクリーチャーを選ぶ時、バトルゾーンに自分の他のオラクルがあれば、このクリーチャーは選ばれない。(ただし、このクリーチャーを攻撃またはブロックしてもよい)
《異端流しオニカマス》
『選ばれない』だけでなく踏み倒しメタまで持っている低コストクリーチャー!
【4cレッドギラ】【トリーヴァギャラクシールド】などに採用されていることもあるこのカード。
実は今《奇石 ミクセル》よりも重宝されるのでは・・・?
両方入れれば鬼に金棒!
《異端流し オニカマス》を採用したメタビート【4cナーガスター】などが注目されるかもしれません。
【効果】
相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーは選べない。(ただし、このクリーチャーを攻撃またはブロックしてもよい)
相手のターン中に、相手が召喚以外の方法でクリーチャーをバトルゾーンに出した時、そのクリーチャーを持ち主の手札に戻してもよい。
【最後に】
いかがでしたしょうか?
現在【アナカラー墓地退化】や【5cコントロール】の母数が増加傾向にある現環境。
実は【ハンデス】系統のデッキタイプが活躍するのかも・・・?
今月はいよいよ新弾発売! 非常に魅力的なカードが発表されていますがどうなるのでしょうか!
もしよければ感想を #VDCS のハッシュタグでツイートしていただけると非常に嬉しいです!
もしこのコラムがよかったと感じていただけたら、SNS等で拡散していただけると幸いです。
今後も【VDuelCS~協賛:ドラゴンスター~】何卒宜しくお願い致します。
以上、らふぁにぃでした!