大会に向けたメンタル維持
はじめに
こんにちは。サーニーゴことシマダダイチです。
3月27日、ついにチャンピオンズリーグ2022愛知(CL2022愛知)が開催されます。
CLとは全国のポケカプレイヤーが大型会場に集い行われる全国大会です。
もう開催間近なので、不安でいっぱいの方も多いことでしょう。
今回はメンタルの保ち方やCLへの向き合い方について、お話ししたいと思います。
僕はこの4〜5年CLに参加し、様々なプレイヤーと練習してきました。
大会を重ねるごとに取り組み方は変わっていき、今回記したような考えに至っています。
あくまでも僕個人の考え方にはなりますが、参考にしていただけると幸いです。
大会前
準備といえば練習というイメージがありますが、僕が大会本番を迎える際には練習と同じぐらいメンタルを重視しています。
精神的に安定していないと質のいい練習や正しいデッキ選択はできません。
客観的視点
大会が近くなってくると焦りや不安が生じ、気持ち的に追い込まれます。
人間は追い込まれると正しい判断ができなくなってしまい、その結果、よからぬ方向へと進んでしまいます。
特にこだわりが強い人ほどその傾向があると感じていて、デッキの選択や採用カードのミスに繋がりやすいです。
(自分達はほぼ固定のメンバーで練習しているためか、思考が偏りやすい傾向にあるようです。大会直前に迷走した結果、何度も失敗してきました)
今の自分を常に客観的に見ることが、今どうするべきかの判断材料になります。
客観的に自分を見るには?
前回のコラムにも記載しましたが、対戦結果の記録が一番です。
例えば、あるデッキへ対策として不十分なカードを採用したとします。
たまたま1回目の対戦でそのカードがうまく機能して勝利することができれば、その対戦と結果が印象に強く残ります。この1回が忘れられなくなり、そのカードをデッキから抜けなくなってしまいます。
こんなとき対戦結果を記録しておくと、そのカードがどの程度想定通りに使えているか判断する材料となります。
何度も似たようなことを繰り返していると必要か不要かは試さなくてもある程度わかってくるはずなので、無駄な時間を削減できます。
最後の1枚は自分で決める
追い込まれると何にでも縋りたくなります。
しかし、デッキに採用する最後の1枚のカードは自分で決めましょう。
他の人の意見を聞くことは重要ですが、たとえ後悔したとしても自分で選択した経験は次の大会で活きてきます。
SNSの情報に惑わされない
大会前になるとSNS上で様々な情報が目につくようになります。
特に自分にとって悪い情報(使いたいデッキと相性の悪いデッキや流行らないであろうデッキ)に注目してしまいそうになりますが、大会直前に重要な情報を出すプレイヤーは少ないです。
中には信頼できる情報が全くないわけではないので、必要な情報をしっかり見極めましょう。
複数の人が同じ情報を出していたら、それは信頼できることが多いです。
練習してる人ほど不安になる
仮想敵との対戦を繰り返せば繰り返すほど大会前は不安になります。
しかし、それはデッキの理解度が深まっているからであって、練習相手側のプレイが向上している証です。
大会直前で仮想敵との対戦が体感互角かやや有利ぐらいになっていれば、それでよしとしましょう。
本番は対戦相手が100%正解のプレイができない可能性やあっさりと事故で試合が終わることも多いです。
大会前の漠然とした不安からあれこれデッキに詰め込んでしまいたくなりますが、考え方が偏らないよう心がけることが重要です。
大会当日
1〜2戦目は緊張で手が震えている人をよく見ます笑
僕も1戦目は何度大会に出ても緊張するのでわかります。
緊張し過ぎるのも良くないし、逆にしなさ過ぎるのも良くないです。
プロスポーツ選手は適度な緊張感を保つためのトレーナーが付いているぐらいで、適度な緊張感の上に集中力が生まれます。
飲み物を飲む
めちゃくちゃ単純な方法ですが、ポケモンカードと関係ないことをすれば自然と気が紛れます。
他にも参加者を観察したり、昨日の晩御飯を思い出したりするなど自分なりの落ち着き方を探してみましょう。
強者でも負ける
どんなに強いプレイヤーでもミスをするし、運が悪くて負ける時は負けます。
なんでも運で片付けてしまうのは今後の自分のために良くないですが、気持ち的にはある程度割り切ってプレイしている人の方がいい結果に結びついている印象です。
大会後日
練習の結果はすぐには出ないことがほとんどなので、大会が終わった後の取り組み方も重要です。
しっかりと休んで、できる練習から始めていきましょう。
僕は上位入賞していたデッキや配信卓を見直すことから始めています。
終わりに
というわけで今回はCLに臨む際のメンタルに関してお話させていただきました。
もちろん、CLだけでなく、他の大型大会前などで不安になった時はこのコラムを見直してもらえると幸いです。ではまた次回のコラムでお会いしましょう。