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2022.1.17

遊戯王 マスターデュエルリリースまでに知っておきたい!星遺物シナリオ-その1 | カニ丸の遊戯こばなし

コラム 遊戯王
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遊戯王 マスターデュエルリリースまでに知っておきたい!星遺物シナリオ-その1 | カニ丸の遊戯こばなし

遊戯王 マスターデュエルまでに知っておきたい!《星遺物》シナリオ:その1

目次

はじめに

こんにちは、または初めまして。カニ丸です。

例年よりも寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?

前回は冬休み、冬季休暇ということで軽めな記事をご用意しておりました。  


【前回の記事「冬休み特別企画」はこちら】  


今回はすべての遊戯王ユーザー注目の的である「遊戯王 マスターデュエル」を取り上げていきたいと思います。

今冬配信予定!」という公式からの発表に日々待ち遠しく思っていらっしゃる方も多いでしょう。

私もその一人です。

【遊戯王 マスターデュエル】とは

「いつでもどこでも世界中のデュエリストと遊べる」

「究極の遊戯王ゲームここに誕生!」

などなどのコピーを掲げ、現在KONAMI社が鋭意制作中の遊戯王カードゲームをより深く楽しめるコンテンツとして情報公開されているオンラインゲームです。

(2022年1月17日現在)  


公式のトレーラー映像はこちら

現時点で公開されている情報として

据え置き型ゲームではPS4、PS5、Xbox One、Xbox Series X/S、Nintendo Switch

PC版としてSTEAM

それからスマートフォン向けでApp Store(iOS)、Google Play(Android)でも配信予定とのことです。


通常のオンライン対戦に加え

ソロモードとして、カードイラストに込められた物語を、プレイしながら体験できることが動画内で公開されています。  


最近では、アプリの「遊戯王 デュエルリンクス」がオンラインゲームとして人気を博してきました。

遊戯王OCGとはまた少し異なった遊戯王 デュエルリンクス独自のルールや機能、イベントなどが楽しめるゲームとして発展してきたのが印象的です。

あの有名な俳優の松坂桃李さんも遊戯王 デュエルリンクスが大好きで、KONAMI社とは全く関係ないラジオ番組で熱く語ったことで話題にもなりました。

プレイをしていなくてもこちらでご存知の方もいるかもしれません。


もちろん、遊戯王に深く関わりのある声優さんである宮下雄也さん(5D’s/不動遊星役)をはじめとする多くの関係者もご趣味で遊んでいらっしゃるとか。

こうした意味合いでも、オンラインゲームの強みがありますね。

そんな「遊戯王 デュエルリンクス」も先日ついに5周年を迎えたばかりです。


この5周年という記念すべきタイミングで

いよいよ遊戯王カードゲームをそのままオンラインで楽しめる「遊戯王 マスターデュエル」の配信が近づいてきています。


可愛いゲーム内アクセサリーにも注目していきたい所です。

どうやら相棒的なマスコットも設定できるように見えますが…

なんでここに《強欲な壺》が混じっているんだ…? と、公式の映像公開で動揺しています。

今昔遊戯王、ゲームの歴史

さて、「遊戯王」というコンテンツは「遊戯王 デュエルリンクス」や

制作中の「遊戯王 マスターデュエル」以外にも過去に様々な形で電子ゲームに収められてきました。


「紙のカードもいいけど、音や演出があるゲームもいいよね」ということなのかもしれません。

原作やアニメでの華やかなカードゲームをより再現し、感じたいというのは多くのユーザーが抱いた夢ですからね。


その原初ともいうべきものは1998年に「ゲームボーイ(任天堂)」で登場したその名も「遊戯王デュエルモンスターズ」でした。

今のようにフルカラーではなく、白黒を基調とした単色の配色となっていたようです。

(当時カニ丸はプレイしていなかったので、現在に残された僅かな情報を頼りにしています)  


その次に出たのが翌年1999年発売「遊戯王デュエルモンスターズII 闇界決闘記(Dark duel Stories)」です。

こちらで初めてゲームに遊戯王OCGが同梱されるようになりました。

当時の人気や流通の関係もあって、現代にまだ残るその遊戯王OCGたちは貴重なものになっているでしょう。

その後も毎年のように続々と携帯ゲーム機だけではなく

据え置きゲームの形でも発売され、白黒のモノトーンな世界からフルカラー、果ては3Dにまで進化していきます。

(下記は3DS版ゲーム「遊☆戯☆王ゼアル 激突!デュエルカーニバル! 」に同梱された三枚の遊戯王OCG)

現在も遊戯王OCGを楽しんでいらっしゃる方で最もなじみ深いのは

2006年以降に発売された「プレイステーション・ポータブル(PSP)( ソニー・コンピュータエンタテインメント)」の「遊戯王 TAG FORCE」シリーズではないでしょうか?


プレイヤーが名前を入力し、主人公としてアニメに登場するキャラクター達とデュエルし、好感度があったり、それぞれのシナリオがあるという人気の作品です。

赤い帽子を深くかぶった主人公の青年が、「遊戯王 デュエルリンクス」では「名もなき決闘者」としてよく似た青年として登場することでも、最近話題にもなりました。

 

ところで、そんなゲーム版にのみ登場したカードが最近遊戯王OCGになりましたね。

2022年1月15日発売の「遊戯王OCG DIMENSION FORCE(ディメンション・フォース)」にて

登場した《ライトローミディアム》は2000年発売の「遊戯王デュエルモンスターズIII 三聖戦神降臨(トライホーリーゴッドアドバント)」(ゲームボーイ)に存在していたモンスターでした。


発売当時に遊んでいた方がいらっしゃるとしたら単純計算で20代以上ということになりますが

懐かしいと感じられたのか、はたまた、面白いと感じられたのか。

ちなみに、こちらもゲームから遊戯王OCGになったカード。


ゲームオリジナルでは「コンストラクション」というカード組み合わせシステムが存在し

《ライトローミディアム》《スフィラスレディ》はそれに該当していたとのこと。


他にも種類があることから他のオリジナルカードも、もしかしたら今後同じように遊戯王OCGとして我々の前に登場するかもしれません。  



電子のゲームを一巡りしたあとはなんやかんや元の紙のカードに戻って楽しむのが粋であるなぁと感じるのですが

入口は増えれば増える程いいので、新しい媒体が発売される度に周囲に

「とりあえずゲームから触って、慣れたら遊戯王OCGしようぜ!」

と勧めることもしばしばあります。

「マスターデュエル」にて語られる物語

現在(2022年1月17日)の時点で公開されているのは

《星遺物》《ジェムナイト》《クリフォート》

の三本がほぼ確定でシナリオ公開していくようですね。  


今後も恐らくは増えていくでしょうが

こうした遊戯王OCGに秘められているシナリオを読みすすめることをメインで遊びたいと思っていらっしゃる方も多いでしょう。


ただ、公開されている動画を確認すると

テーマごとにシナリオを公開していくというシステムであったり

途中で「PRACTICE」モードによるデュエルなどが挟まってしまうようなので

シナリオを読むことを中心に据えたいという方にはどうなるのかやきもきするポイントでもありそうです。 


今回は《星遺物》を少し噛み砕いて解説していきたいと思います。

《星遺物》シナリオとは

こちらは2021年の「TOKYO GAME SHOW 2021」にて公開された《星遺物》シナリオになります。

《星遺物》といえばここ数年の間に登場したテーマの中でも特に人気のある長期シリーズだったのではないでしょうか。


《星杯に選ばれし者》こと《アウラム》

《星杯を戴く巫女》こと《イヴ》

それからその兄である《星杯に誘われし者》である《ニンギルス》

彼らの可愛い仲間《星杯の守護竜》である《イムドゥーク》

ご存知の方にはもはやお馴染みの3人+1匹ですね。

幼馴染でもある彼らは元々「星辰の森」と呼ばれる場所で隠れ暮らしていた人類の生き残りでした。  


《星遺物》の世界観は、7体の《機界騎士》(ジャックナイツ)が支配し

その兵士として機怪蟲《クローラー》が跋扈している中で、人類が隠れ暮らしているというものです。

《クローラー》は文明を持った建造物を破壊するようにシステムが組まれた機械です。

これらにより、人類は文明的な発展をできずにいました。

こちらがその7体の《機界騎士》

《ジェムナイト》を使っている方は気になるような光り輝くコア(核)を持っています。


彼らのシナリオとは繋がっていませんが

遊戯王OCGに登場する輝く鉱物に特殊な力がないわけもなく、この先重要なキーアイテムとなってゆきます。

《星杯を戴く巫女》こと《イヴ》は、ある日森から自分を呼ぶ声が聞こえるようになり、その声の主を探すところから物語が始まります。

巫女として人々を守る結界を張っているほどの強い力のある彼女の言葉ですから

兄である《ニンギルス》はもちろん、《アウラム》も疑うことはありません。

しかし、1人では行かせられないと、3人と1匹は森の深くへと足を踏み入れて行きました。  


森の奥深くで見つけたもの、それが《星遺物-星杯》でした。

その《星遺物-星杯》《イヴ》たちが近づくことで起動し

中に封印されていた《星杯の妖精リース》を目覚めさせます。

《リース》曰く、世界を守る「星の勇者」の資質を持つ者を待っていた、ということで

《イヴ》はもちろん   共にいた《アウラム》《ニンギルス》《イムドゥ-ク》にも力を授けました。

《星杯》の力はすさまじく、今まで苦労して戦ってきた《クローラー》を圧倒するほどでした。


《星杯の妖精リース》は彼らに世界を救うべく、この世界に点在する他の《星遺物》を巡るように導きます。

これが彼らの旅の始まりでした。

そして、彼らはこの時知る由もありません。

この先待ち受ける長く辛く……そしてなによりも険しく悲しい戦いが待ち受けているということに。

《星遺物》の始まりはよくある冒険譚そのものです。

しかし、その裏に隠された大いなる闇、陰謀、そして世界が抱える大きな力に彼ら一行は触れていくこととなります。  


この後に《星遺物-星鎧》へと向かった一行は

《クローラー》がひしめく場で戦闘となり

その戦いが終わろうとしていた時に支配者たる《機界騎士》達と邂逅してしまいます。

彼らの目的は《アウラム》たちの命などではなく、強い力を持っていた《イヴ》そのものでした。

圧倒的な力で《イヴ》を拘束し、目の前から消える《機界騎士》

《アウラム》《ニンギルス》も、無力感と絶望におそわれたことでしょう。


追い打ちをかけるように、ここで《星杯の妖精リース》からひとつの予見がもたらされます。

巫女である《イヴ》と彼女が持つ祭器である杖があれば《機界騎士》《星遺物》を手に入れてしまう。

彼らに他の《星遺物》を渡すわけにはいかない」と。


それだけはなんとしても阻止しなくては。

《星遺物》を守るため、そして何より《イヴ》を取り戻すために残された仲間の旅が再び幕を開けるのです。  


この続きは次回、もしくは次々回くらいにまとめさせて頂きますので、どうぞよろしくお願いいたします!

おわりに

今回は今冬リリース予定の「遊戯王 マスターデュエル」とその中に収録予定の人気シナリオ《星遺物》について

一部まとめ、解説させて頂きましたがいかがだったでしょうか?


特に《星遺物》に関しましては、シナリオを追うだけではわからない細かい設定や背景などありますので

それについてまた次の機会にお話できたらと思います。  


ところで、とあるキャラクターが徐々に不穏な姿になっていくのですが、皆さんはお気づきになられましたでしょうか?

次回もお楽しみに!

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このコラムのライター

鍋野カニ丸

鍋野カニ丸